kaz68031のブログ

どこにでもいるサラリーマン。阪神タイガースのファンです。

娘が京都に行きました。

娘が京都と奈良に行きました。通っている中学の修学旅行で。
私は関西育ちですから、修学旅行で行く感覚がいまいち良くわからない。
(小学校では伊勢神宮に、中学校では九州に、高校は信州に行きました)

 

この中学では、生徒を5~6人の班に分けて、生徒自身でコースを決めさせたらしい。で、聞いたのが清水寺と金閣寺がコースに入っていると。

何度か彼女を京都と奈良に連れて行っているので、清水寺や金閣寺にまた行くのか、とも思ったのたが、クラスでは京都初体験のメンバーもそれなりにいた、ということで「今さら」のコースになったということのようだ。こういう点は、東京人といっても、田舎者に思えておかしいww。

 

感想を本人に聞いたところ、「京都や奈良って原宿とは違った良さがあるよね」と言っておりました。ほう、中学生なのに、そこに気づくとはやるね。下手すると、大人でもわからない人いるからね。というのが、親父の感想。


そうなのよ。

東京は新しいものを出し続けないと、魅力はどんどん落ちていく街。流行の最先端を走り続けることを宿命づけられている街。それができなくなったら、何の魅力もないよね。
逆に関西は、如何に古いものを残していくかが、その存在価値。それがあってこそ、関西。

 

東京=ビジネスの街、関西=歴史、伝統、文化の街

 

というダブルスタンダードが日本にある。そのどちらかが欠けても、世界における日本のプレゼンスはない。ということに気づくことが、この修学旅行の意味なんだ。と親父は思うよ。

 

日本人なんだから、京都や奈良という日本が誇るべき伝統文化を理解して、後世に伝えていってほしい。世界にPRしてほしい。また、そういう意味で、京都や奈良は我々日本人の心の故郷として、祖先から受け継いできたものをいつまでも絶やさずに保全していってほしい。と、改めて思ったのでありました。

 

ではでは。